大阪芸術大学にて木下牧子先生のマスタークラスが開催され、声楽科の大学院生の皆さんと歌曲をご一緒させて頂きました😌
高校生の時に木下牧子先生の作品に出会って以来、美しい音の世界にすっかり魅了されてしまっているので、ご本人にお目にかかれる日が来るなんてとても信じられなくて緊張で手足が震えましたが、演奏を聞いていただけた上にお話もすることができて、とにかく幸せすぎる時間でした。
さて、今回のマスタークラスでは、「花のかず」「秋の瞳」から数曲と、今年4月に楽譜が出版されたばかりのモノオペラ「暁の星」などに取り組みました。
それぞれの作品に関する貴重なお話をたくさんお聞かせくださり、有意義であっという間の4時間でした😌
そして、ひとつの曲を勉強する中で、演奏家ならおそらく一度は感じたことがあるであろう「ここはどういうふうに解釈すべきなのだろう、どんな弾き方をしたらいいんだろう、作曲家に聞いてみたい!」というもどかしい気持ちを、作曲家ご本人に投げかけて、それについて言葉を交わすことができる、という夢のような時間(つまり質疑応答の時間)もあり、これは幻想かな…幻を見ているのかな……と何度も思いました。
さらにマスタークラスのあとにはサインを頂けると聞いて、学生に混ざって列に並び、モノオペラ「暁の星」が収録されている歌曲集第4巻(出版されている中ではおそらく最新巻)にサインを頂きました!!
う、嬉しい……!
4時間のマスタークラスを終えてへとへとでしたが、帰路につく足取りはなぜかシャボン玉よりも軽かったです🫧
本当に貴重な経験をさせて頂きました😌
ここからは余談ですが、
今回取り組んだ中に「竜舌蘭」という作品があったのですが、恥ずかしながら竜舌蘭という花のことを全く知らなかったので色々と調べてみたんです。
すると、日本では50年に1度くらいのペースでしか花が咲かないらしい、ということが分かったのですが、その竜舌蘭がなんと1年前に河内長野(めちゃくちゃ近所!)で一斉に咲いていたらしいのです…!
見に行くべきだった……!と思うが、時すでに遅し…😭
次のチャンスは80歳......?
もっと色んな方向にアンテナを張って、身軽に足を運べるようにしなくちゃなぁ、と反省しました😂
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